ムーミンはカバか妖精か?一体何者なのでしょうか?・・・わたしも勘違いしてました
ムーミンはカバ?妖精?
この記事を書くまで わたしはムーミンは妖精と思っていました
でも いろいろ調べると妖精ではありませんでした
もちろんカバでもないです!
ムーミンがカバだと誤解されていることは原作者トーベ・ヤンソンの耳にも届いていたようで、ムーミン・コミックス『ムーミン、海へいく』(筑摩書房/冨原眞弓訳) 収録の「ジャングルになったムーミン谷」には、ムーミン一家が動物園に閉じ込められる衝撃のエピソードが登場します。
かつてない暑さに見舞われ、熱帯の植物に覆われたムーミン谷。しかも、いたずら好きのスティンキーが動物園のトラやワニ、サルを逃がしてしまって、ムーミン谷はジャングルと化します。動物たちを連れ戻そうとやってきた動物園の職員たちは、ムーミン一家をカバだと決めつけて、檻に入れてしまうのです!
ムーミンたちは必死で「自分たちはカバじゃない、ムーミンだ!」と主張しますが、職員は聞く耳持たず。ミイの連れてきた動物学者が「ムーミン族はカバとは無縁」と証明してくれて、無事にムーミンハウスへと戻ることができたのでした。
カバはカバで頭のいい魅力的な動物ですが、ムーミンはカバではないことがはっきりしました。
ムーミンはカバじゃない! じゃあ何? | ムーミン公式サイト (moomin.co.jp)
では一体何者でしょうか?
「ムーミンは動物か、人間か?」と問われたトーベの答えは
スウェーデン語で「Varelser」 単語で生き物です
というわけでムーミンは「ムーミントロールという生き物」でした
スナフキンやリトルミイも人間ではありません 彼らもムーミンとは種族の異なるVarelserです
『ムーミン谷の十一月』(講談社刊/鈴木徹郎訳)の訳者解説によれば、「ムーミンは動物か、人間か?」と問われたトーベの答えは、スウェーデン語の「Varelser」だったそうです。日本語では「存在するもの」と、少し難しい言葉に訳されてきましたが、想像上のものも含む「生き物」ぐらいの、ありふれた単語。トーベは、ムーミンが妖精だとはけっして答えなかったんだとか。精霊や妖怪ではなく、目にははっきり見えなくてもすぐ近くで生きている存在だと、伝えたかったのかもしれません。
ちなみに、ネット上で囁かれている「核戦争の影響で人間が変異したミュータント」とか「人造人間」とか「未来人の生き残り」といった都市伝説も、すべて間違い。スナフキンやリトルミイは人間だと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、彼らもムーミンとは種族の異なるVarelserです。
というわけで、正解は「Varelser」「ムーミントロールという生き物」でした。正体が何だったとしても、ムーミンたちが愛すべき生き物であり、わたしたちの心のなかに確かに存在することに変わりはありません。また、そんなムーミンたちの存在をどのように捉え、想像をふくらませて、どのようにつきあっていくのかは、わたしたちひとりひとりの自由でもあります。でも、やっぱり、カバは否定しておきたいですよね、ムーミン族の名誉のために!
ムーミンはカバじゃない! じゃあ何? | ムーミン公式サイト (moomin.co.jp)
ムーミン谷の舞台はフィンランド?の記事にもありましたが
ムーミンは 現実とは別のファンタジーの世界なんですね!
MOOMIN LABO | ムーミン谷の舞台はフィンランド? (mtmanagement1975.com)

わが家のムーミンはクリスマスを楽しんでいます♪
冬は温かい飲物を飲む機会が増えますよね
ムーミンのマグカップを紹介していますのでこちらもぜひ見てください
MOOMIN LABO | ムーミンマグカップの魅力とは? (mtmanagement1975.com)
寒い冬をたのしく乗り切りましょう